さくらんぼは仲良しんぼ

おすすめしたいものを紹介します、時々ほっこりエピソード

"あなたというひとりは、 いくつもの人生で、できている。"

普段youtubeを見ているときに流れてくるCMは、スキップできるようになるまでしか見ないものですが、このCMが流れてきたときは違った。

 

 

www.youtube.com

 

あなたというひとりは、 いくつもの人生で、できている。

そのすべてが、あなたを 誰よりも、あなたらしくする。

ForONEs 世界はひとりの複数形で、できている。

 youtubeのこのCMのナレーションより引用

 

出演者の方が、その人の”らしさ”を物語ることばが書かれたTシャツを脱いでいくというもの。

 

それは職業だったり、母親という立場であったり、元女性というバックグランドであったり。

 

たった30秒のCMだったけれど、ナレーションのことばに私は元気をもらった気がしました。

 

 

就職活動の中で、「自分の”らしさ”をどう表現すればいいのか」ということに悩んだことが多かったなぁ。

 

自己分析を本格的にやったとは思っていないけれど、自分と真剣に向き合い始めると良いところよりも悪いところばかりを思いついてしまうものだ。

自分より、その項目についてよりできる人のことをエライと思ったり。ついつい他の就活生と自分を比べてしまうんだなぁ。

平均的な就活生よりはデキる就活生でいたいと思ったり。今だったら、”平均的な就活生”ってなんだよ?って冷静に突っ込んだりできるがあの時はできなかったんだよね。

 

 

 

 

振り返れば中高生の時代は、平均値な子にならないとやっていけないと思っていて、個性はできるだけ出さないようにしないと、と思ってた。

 

幸運なことに私が進学した大学は本当に色んな人がいて、その仲間もそれぞれの個性を尊重できる人たち。

たとえ自分と考え方や価値観が違ったとしても、「へぇ、あなたはそう考えるんだね。私はこう考えたわ」と認めあえる関係性。

 

どちらかといえばネガティブ思考だった中高時代の私に、私の個性を認めてくれた友達に出会えた大学時代が積み重なって、”今の私”がいる。

そうやって重ねた人生が私をより”私らしく”するんだなと。

 

 

 

 

長所しかない人はいないのだ。欠点も含めて”私”。

この先自己嫌悪に陥ってしまった時には、自分にこう言ってあげようと思う。

 

「そんなとこもあるかもしれないけど、 

             あんたいいやつだよ」って。